豪華絢爛!伊達男眠る瑞鳳殿の魅力

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

宮城県内で有名な瑞鳳殿は、仙台市を代表する観光スポットの一つであり、美しい自然と共に穏やかな時間を過ごすことができます。今回は瑞鳳殿の魅力について紹介します。

伊達政宗と瑞鳳殿

瑞鳳殿は政宗公の霊屋です。伊達政宗は生前、ホトトギスの初音を聴くために遺骸を経ヶ峰に葬るよう遺言を残しています。二代藩主忠宗公は遺言に従い、1637年に霊屋を建立し瑞鳳殿と命名しました。敷地内には二代目忠宗公の霊屋『感仙殿』、三代目綱宗公の霊屋『善応殿』もあります。3つの霊屋は戦火によって焼失してしまいましたが、1979年(昭和54)に再建されました。他にも9代藩主、11代藩主とその夫人の墓所である妙雲界廟、5代藩主以降の公子公女の墓所である御子様御廟があり伊達政宗の霊域となっており、経ヶ峰は『経ヶ峯伊達家墓所』として仙台市指定史跡の歴史公園とされています。

瑞鳳殿の見どころ

瑞鳳殿本殿

瑞鳳殿
瑞鳳殿

石段を渡り、涅槃門・拝殿・唐門を通り過ぎると瑞鳳殿本殿が見えます。正面は仙台城を向くように西向きに建てられています。桃山様式の建物で、豪華絢爛な造りになっており色鮮やかで繊細な装飾に目が奪われます。鳳凰や獅子など様々な彫刻が施されているのでゆっくり眺めてみてください。

感仙殿と善応殿

感仙殿は二代目忠宗公、善応殿は三代目綱宗公の霊屋です。感仙殿と善応殿は隣接しており、瑞鳳殿と相対するよう正面が東向きに造られています。こちらも豪華絢爛ですが、瑞鳳殿に比べると少し簡素な造りになっています。違いを比べて見てください。

資料館

瑞鳳殿の横にあります。発掘調査で出土した遺骨や武具など貴重な副葬品が展示されています。カメラやビデオ撮影は禁止されているので、じっくり見てください。また、伊達政宗の紹介や瑞鳳殿の紹介映像が流れています。

弔魂碑・妙雲界廟・御子様御廟

瑞鳳殿を出て左に弔魂碑、感仙殿の北側に妙雲界廟、参道手前の右脇の通路には御子様御廟があります。緑に囲まれ、神聖な空気を感じます。

自然

参道

参道は藩政時代から続く石段と両脇にそびえたつ杉並木で厳かな雰囲気を感じます。参道だけでなく、鳳殿は自然が豊かで四季折々で楽しめます。6月には紫陽花、10月から11月には紅葉を楽しめるスポットにもなっているので季節に合わせて訪れてみてください。

アクセス

カーナビで『瑞鳳殿』と入力すると職員用の駐車場に案内される場合があるので、『仙台市青葉区霊屋下(おたまやした)18-12』と入力してください。
瑞鳳殿専用の駐車場は2カ所あります。参道に向かう市道沿いに第1駐車場、参道手前の市道沿いに第2駐車場があります。第1駐車場常時解放されていますが、第2駐車場は繁忙期のみの営業となっています。また、瑞鳳殿の有料エリアを見学しないと駐車料金は無料になりません。駐車券を瑞鳳殿の受付で押印してもらう必要があります。2カ所合計で48台収容できますが、人気の観光地なのですぐ満車になってしまいます。

公共交通機関

  • るーぷる仙台
    仙台駅から乗車し、約15分「瑞鳳殿前」で下車。バス停から瑞鳳殿までは徒歩約5分で到着
  • 市営バス
    仙台駅西口バスプールの11番または12番乗り場から乗車し、約15分「霊屋橋・瑞鳳殿入口」で下車。徒歩約10分で到着
  • 地下鉄
    仙台市営地下鉄の東西線に乗車し、「大町西公園」駅で下車。徒歩約15分で到着

瑞鳳殿の基本情報

住所宮城県仙台市青葉区霊屋下23-2
電話022-262-6250
休館日12月31日・1月1日(瑞鳳殿のみ無料開館)
開館時間2月1日~11月30日 9:00~16:50
           (最終入館16:30)
12月1日~1月31日 9:00~16:20
           (最終入館16:00)
観覧料金個人団体20人以上団体50人以上及び障害者
一般・大学生570円460円360円
高校生410円310円210円
小・中学生210円160円110円
※るーぷる仙台一日乗車券を持っている人は料金が割引になり「団体20人以上」の料金適用になります

まとめ

瑞鳳殿は仙台を代表する歴史スポットの1つです。華やかな色彩や自然豊かな空間は心を癒し、穏やかな時間を過ごすことができます。仙台を訪れた際は、瑞鳳殿に行き伊達政宗の歴史と文化に触れてください。

タイトルとURLをコピーしました